幻のお米『亀ノ尾』

12BASEが運営しております、玉川屋兵太郎農園の二代目 兵太郎でございます。

今年から玉川屋兵太郎農園が1年かけて準備してきた幻のお米『亀ノ尾』を栽培いたします。

亀ノ尾(かめのお)は、明治時代に山形県の篤農家・阿部亀治により育成された日本のイネ品種でコシヒカリのルーツとされる良食味が特徴。
 味の良さから大正時代に広く栽培された亀ノ尾だったが、農薬や化学肥料を使用する現代的な農法に合わず、栽培も難しいため徐々に姿を消していった。
 食味はさっぱりした中にも他の品種にはない風味豊かな味わいがあり、白米はもちろん玄米も美味しくいただける。
 数あるブランド米の原点的な品種である亀ノ尾を満を持して栽培いたします。

もちろん、無農薬栽培、無肥料の自然栽培。
ハザ掛けによる天日干し、昔ながらの栽培方法を玉川屋兵太郎農園独自の農法を駆使して最高のお米亀ノ尾を皆さんにお届け出来るように大切に育てます。
予約は9月から開始と致しますので楽しみにお待ちください。

二代目 兵太郎がなぜ『亀ノ尾』を栽培しようと思ったのか?
もちろん、美味しいってのもあるんだけど、慣行農法では栽培できないから。
栽培も難しくて、現代の農法では技術的にも栽培ができない幻のお米。
だけど、自然栽培には適してる、だけど栽培には経験もいる難しいお米なんだけど、あえて二代目 兵太郎はそこにチャレンジする。

現在では酒米として有名だけど栽培してる農家さんも少なくて、どのように育てれば良いのか情報も少なくて手探り状態なのだけど、亀の尾特徴を考えながら独自の理論を取り入れながら栽培していこうと思います。

玉川屋兵太郎農園の無農薬、無肥料での自然栽培方法は変わらず、亀ノ尾に適した栽培をしていく。
昔ながらの栽培方法にはなるんだけど、現代の技術も取り入れながら育てていく。

苗は昔、田圃に直接種籾をまき育て、田圃に植え付ける。
近年は気候が毎年変わり稲の栽培も難しい、玉川屋兵太郎農園では苗箱に種籾をまき、芽が出ると田圃に苗箱を並べる。
ハウスで育苗はせず、自然に育つのを待ちます、成長スピードは遅いけど丈夫な苗になり、田植えをしてからグングンと分けつし力強く育つんですよ。

今年は3反(900坪)に作付します。
玉川屋兵太郎農園は耕作放棄地を開墾し、将来的には10町分(3万坪)の作付けを目指しています。
米不足が叫ばれる中、農家は美味しいお米をお客様にお届け出来るように頑張っています。
長年使われなくなった田圃の開墾は大変ですが、玉川屋兵太郎農園は未来の農業を守りたい!
そんな思いを持ち農業に取り組んでいますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

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